今回はKindleUnlimitedで読める乳幼児向け絵本について紹介していきます。
最初は「電子書籍の絵本って正直どうなの?」と思っていましたが、使って読んで見るとこれが意外とアリなんです。
私自身も0歳児の父親でFireHD10タブレットを使用して絵本の読み聞かせを行っているのですが、紙媒体の絵本と同様に子供も喜んで観ています。
絵本は書店で購入すると1冊千円程度するものがほとんどなので、月額980円で絵本が何冊も読めてしまうKindleUnlimitedはコスパも良好です。
この記事ではその中でも特におススメの絵本を年齢別に20選紹介していきます。ぜひ最後まで読んで見て下さい。

大人が読んでも楽しめる絵本もあるので、ぜひ親子で一緒に読んで見て下さい。
KindleUnlimitedとは

絵本を紹介する前にKindleUnlimitedとはどんなサービスかについて簡単に紹介します。
KindleUnlimitedとはAmazonが提供する電子書籍読み放題サービスです。雑誌、漫画、小説、ビジネス書、学習書、育児本など、和書12万冊、洋書120万冊以上のあらゆるジャンルの作品が読み放題です。
もちろん絵本や子供向け書籍も多数揃っています。
料金は月額980円の定額制です。30日間無料お試し体験ができ、期間終了前に途中解約することで初回のみ実質無料で利用することもできます。
不定期で月額利用料が割安になるキャンペーンも随時実施されているため、チャンスのときはお得に使っちゃいましょう。
サービスのお申し込みは下記バナーから簡単にできます。
▼今ならプライムデー特別価格【3ヶ月99円】▼

KindleUnlimitedが利用できる端末は?
Amazonの電子書籍リーダー「Kindleシリーズ」、「Fireタブレット」はもちろんのこと、それ以外のタブレット、スマートフォン、パソコンなど「Kindleアプリ」がインストールできる端末であればどれでも利用できます。

KindleアプリはKindle端末、Fireタブレットにはプリインストールされていますが、他の端末では個別にダウンロードが必要です。以下、アプリのダウンロードリンクを載せておきます。
KindleUnlimitedの使い方

KindleUnlimitedは読み放題と言っても、同時にダウンロードできる本は20冊までと上限が設けられています。それ以上読むとなると一度ダウンロードした本を返却(削除)してから、他の本をダウンロードする必要があります。
イメージ的にはネット上の図書館のような感じですね。
読み放題の対象となる作品は、すべて「KindleUnlimited」のロゴが付いています。それ以外の作品は別途料金が必要な購入作品です。

PrimeReadingとの違い
PrimeReadingとは、Amazonプライム会員向けの電子書籍読み放題サービスです。プライム会員に加入している方であれば会費のみで追加料金は一切なく、誰でも無料で利用することができます。以下、KindleUnlimitedとの比較になります。

上記の画像からもわかるとおりKindleUnlimitedのタイトル数が和書・洋書合わせて120万冊以上であるのに対し、PrimeReadingは数百冊(全体で900冊程度)です。
無料で読めるのは嬉しいですが、KindleUnlimitedや他社の電子書籍読み放題サービスに比べ圧倒的にタイトル数が少ないため、プライム会員のおまけ要素程度に思っておけばよいでしょう。

ちなみに対象作品はAmazon.co.jpの商品画像に、上記のような「Prime」の表記がされています。
KindleUnlimitedの解約方法
KindleUnlimitedは30日間のお試し期間が終了すれば自動的に契約更新となり、次回から月額料金が発生します。サービスが気に入らず解約を考えている方は、下記の手順で解約手続きを行ってください。
- KindleUnlimited会員登録の管理のページへアクセス
- 画面左側のメンバーシップの管理の覧から「KindleUnlimitedの会員登録の解除」をクリック
- 「メンバーシップを終了してよろしいですか?」と最終確認の画面になるので、「メンバーシップの終了」をクリック
絵本の読み聞かせ効果
絵本の読み聞かせ効果としては以下のようなものが挙げられます。
- 親子のスキンシップにつながる
- 感受性が豊かになる
- 集中力が増す
- 想像力が育つ
中には0歳から絵本はちょっと早いのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、言葉や内容を理解することはできなくても、読み聞かせにより色や形を目で見て、耳で聞いて感じることで、五感が刺激され発育に良い効果が期待できるとされています。

絵本の読み聞かせは子供とのコミュニケーション手段として大いに役立ちます。同じ本を何度も繰り返し読んであげてもいいので、ぜひ育児習慣に取り入れて下さい。
KindleUnlimited年齢別おススメ絵本30選
絵本には0歳から年齢に応じて様々なタイプの本があり、どんなものを選んだらよいか難しく感じるかもしれません。
その点KindleUnlimitedの絵本であれば定額制で読み放題なので、失敗を恐れずに様々な絵本を試すことができます。
以降では私が実際に子供に読み聞かせて、反応が良かったものや内容が良いと感じたものを紹介していきませす。
0歳児・1歳児におススメの作品
生まれたばかりの赤ちゃんや乳幼児に「絵本の読み聞かせは早すぎるのでは?」と思う方もいるかもしれませんがそんなことはありません。
言葉自体を理解しているわけではないので話の内容は理解できないかもしれませんが、色彩豊かな絵や言葉のリズムなど感覚を通じて絵本を楽しむことができます。
内容はシンプルなものが良く「ガチャガチャ」、「カタカタ」、「わんわん」など擬声語であるオノマトペが登場する絵本が特に喜ばれるようです。
『はっはっはくしょーん』

いたずら好きの くしゃ虫くん
かめさんに ぶ――ん
はっ はっ はっ・・・
はくしょ――――ん! 全国の幼稚園・保育園で読み聞かせを実施しつくった絵本。「次はどうなるのかな?」と子どもたちの想像力がふくらみ、コミュニケーションがうまれます。
さあ、みんなでいっしょに はっ はっ はくしょ――――ん!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
文章が少なく絵で見せるタイプの絵本で0歳児からでも十分楽しめます。
キリン、ゾウ、ライオンといった子供にはなじみ深い動物たちがかわいいパステル調の絵で次々に登場します。
内容も「くしゃみ」という身近のものが題材で、単純ではありますがリズミカルなくしゃみの連発に0歳児にもなんとなく面白さが伝わると思います。
KindleUnlimited対象商品ではありませんが「ひっひっひくしょーん」、「へっへっへくしょーん」などのシリーズ作品もあります。
『パンダのあかちゃん おっとっと』

リズミカルな文とかわいい絵で親子が100倍スマイル!
おっとっと おっとっと パンダのあかちゃん おっとっと。 りすくん いっしょに おっとっと。
おっと とっと おとっと。……ページをめくると、びっくり!
子どもの「言葉」と「表現」を引き出す絵本! 100人の保育士さん推薦! 子どもが「おっとっと」と、おどりだす!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
生後生まれたばかりの赤ちゃんは心地よいリズムとわかりやすい絵を好みます。
この本もかわいいパンダが「おっとっと、おっとっと」という特徴的なフレーズが印象的で、動物の名前や意味はわからなくとも何となく楽しい気分にさせてくれます。
とてもシンプルな内容で0歳児からでも十分に楽しめる作品と言えるでしょう。
『にらめっこ おにさんあっぷっぷ』

ヘンなお顔!こわいお顔!泣いてるお顔!いろんな表情の鬼さんとにらめっこ!
「いないいないばぁ」や「にらめっこ」が大好きなお子さまには特におススメ!楽しいにらめっこ絵本です。
節分の鬼が怖くて泣いちゃった子も、この絵本を見たら鬼が怖くなくるかも?鬼さんに負けないよう、にらめっこしてね。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
こちらはKindleの電子書籍限定作品です。
子供の遊びの定番「にらめっこ」が題材で、カラフルな鬼たちが様々な表情でにらめっこをします。
電子書籍絵本としての販売が前提で作られているため、タブレット端末でスムーズに読むことができます。
Primereading対象作品のためKindleUnlimitedに登録しなくても、Amazonプライム会員であれば無料読めるのも嬉しいところです。
『うるしー (あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け絵本』

あかちゃんのだいすきな絵はおかあさんと逆でした。東京大学あかちゃんラボ発。帽子からいろいろなものを取り出してみせるのが得意な見習い手品師というテーマで描かれたキャラクターを2つずつならべ、あかちゃんがどっちを長く見つめているかを調べ、人気No.1を選出。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
東京大学あかちゃんラボの開一夫(ひらきかずお)教授が監修した絵本で、実際に赤ちゃんが好きな絵本の内容とはどのようなものなのか、アイトラッキング等の手法を用いて研究しています。
結果的には明るい原色の色や丸いものを好むとされている赤ちゃんですが、実際のところはそれとは逆の反応を見せることになりました。
科学的に研究しつくされて作られた絵本のようですが、それを抜きにしてもかわいいクマのキャラクターやそのクマが帽子の中から様々なものを取り出すというわかりやすい内容から見ていて癒されるはずです。
『とんねる~つぎはだれがやってくるのかな?』

ご家庭での親子のコミュニケーションツールに!保育園、幼稚園、学校での読み聞かせにも最適です! 「とんねる」はとてもシンプルなストーリーで、小さなお子様でも楽しめます。とんねるに動物たちが入る場面では「次は誰が来るかな?」と想像しながら、とんねるから動物たちが出てくる場面では「かえるさんの次は誰だっけ?」と順番を思い出しながら読み進めることができます。想像力と記憶力を存分に働かせて色々な楽しみ方ができます。何度も読み返していると小さな発見もあるでしょう。お子様の観察力を見いだせるかもしれません!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
かわいい動物たちが土管のようなトンネルに次々と入っては順番に出ていくといったお話です。
乳幼児向けの絵本としてはこれぐらいシンプルな内容の方が読みやすように感じました。「次はどんな動物が入っていくんだろう?」と想像力がかきたてられます。
まだ言葉をしゃべれない赤ちゃんが動物の名前を覚えるのにも役立ちますよね。
全体的に絵柄もかわいく、最後にしっかりオチがついているのも、ひねりがあってよいです。
『3びきのこぶた~音で読む昔ばなし』

史上初!
音と絵だけでも楽しめる名作絵本が誕生!
音や声、ものの様子や状態を象徴的に表す言葉「オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語などのこと)」とイラストであっという間に読めちゃう名作絵本シリーズ!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
誰もが知っている名作童話「三匹のこぶた」を乳幼児にも受け入れやすいよう、オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語などのこと)を強調して作った名作アレンジ絵本です。
まだお話の内容があまり理解できない乳幼児でも、心地よいオノマトペのリズムや大きく動きのある絵により、なんとなくでも絵本の面白さが伝わることでしょう。
オノマトペのリズムはまだ言葉をしゃべれない赤ちゃんにとって発語を促す効果もあるので、何度も読み聞かせを行うことで言葉の学習にもつながります。
音で読む昔ばなしシリーズには他に『ももたろう』、『うらしまたろう』があるのでそちらの作品もおススメです。
『おにぎりぎゅっぎゅっ ワンダーおはなし絵本』

遠足に出かけた、くまくん。お弁当は大好きな“さけ”のおにぎり。仲良しのさるくん、ぶたさんのお昼ご飯も、やっぱりおにぎりです。ところが「一番美味しい具」をめぐって、3匹は大喧嘩に……。おにぎりを通じて、みんなで食べる楽しさを実感できるお話。読んだ後は、おにぎりが食べたくなること間違いなし!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
ストーリーからいって1歳~2歳向けの内容なのですが、おにぎりという身近な題材を使って、協調性や多様性の大切さを教えてくれる本です。
最後もみんな仲良くハッピーエンドで終わり、家族や友達とお外でピクニックをしたくなるようなそんな気分にさせてくれる絵本でした。
本来ならば仕掛け絵本としておにぎりの中身を確認できる場面があるのですが電子書籍版はできないのが残念…。
『専門家と作ったスキンシップ絵本 ぎゅ』

「あかちゃんと、家で何をしてあそんでいいかわからない」
そんな声から生まれました。
臨床発達心理士の先生といっしょに作った、
0歳〜読みながらあそべる、はじめてのスキンシップ絵本。
『れもん、うむもん!―そして、ママになる』『ダルちゃん』などで人気の漫画家、
はるな檸檬・初の絵本
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
実を言うと赤ちゃんの視力は生後6ヶ月でも0.2程度しかなく、絵本もあまりはっきりとは見えていないそうです。
一方で、触れ合う感覚である触角はとても発達しており、赤ちゃんにとってママやパパと肌と肌で触れ合うスキンシップは脳への刺激としてとても重要な意味を持っています。
絵本を通じてのスキンシップで親子の間でしあわせホルモン『オキシトシン』が、なんと119%増えたという実験データもあるようで、「赤ちゃんとどう遊んであげたらいいのかわからない」という方はこの本を活用し手見てください。
他に『こちょこちょ』、『ちゅ』の2シリーズも用意されています。
『どこどこかわいい』

ねえねえ ひよこさん どこどこ かわいい?
あんよが とっても かわいいね
よちよち あるくの じょうずだね
動物さんと一緒に、みんなのかわいいところやじょうずなところも、たくさん見つけてみよう。
読み聞かせるだけで自然と自己肯定感が育まれます。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
著名な絵本作家「たなか しん」氏による絵本です。著者の作品では『ねむねむごろん』が有名ですが、残念ながらKindleUnlimitedの対象作品にはなっていません。
ですがこの作品もそれに近いテイストで、個性的でかわいい動物たちの絵がとても魅力的です。
なんども繰り返して読み聞かせてあげることで「かわいいってこういうことなんだ!」と赤ちゃんに気づきを与えてくれる一冊です。
『パンダ・ナンダ』

かわいいパンダと、リズミカルに言葉あそびする絵本です。
シンプルな言葉だけでつくられており、まだ言葉が話せない1歳未満の子でも、音とパンダの姿で楽しむことができます。
親子でいっしょにさまざまな動作を真似したり、指差ししながら楽しめますよ。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
内容は単純ですが「パンダ!」、「ナンダ!」のリズムが心地よく、リズムに乗ってページをめくって読めば生後間もない赤ちゃんへも何となく楽しさが伝わります。
デジタル専用で作られているので絵が画面いっぱいに広がり絵本を読んでいる感じが出てよいです。
2歳児・3歳児におススメの絵本
2~3歳は話せる言葉が少しづつ増え、会話や意思表示ができるようになってくる時期です。
観察力や想像力も発達しはじめ簡単なストーリーの絵本であれば十分に内容を理解することができます。
文字はまだ読むことができないため、ママやパパが絵本を読み聞かせて一緒になって楽しむのが
本好きな子供へ成長する良いきっかけとなります。
体力も付き好奇心も旺盛で何かと活発な時期であるため、一緒に本を読んで一呼吸置くのも良いかもしれません。
『クッキー!』

甘いものがだいすきなおじいさんと孫が、クッキーをたべた犯人さがし。
追跡劇がはじまったけれど、結末はあれれ?
意外なオチで、なぜかみんなで大笑い。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
クッキーをめぐるまごとおじいちゃんのしつこいぐらいのやり取りがとにかく笑えます。
単純な内容ですが最後にしっかりオチも付いており、こういうわかりやすい笑いが子供には大うけするのではないでしょうか。
子供がぐずったときなど笑える絵本で気分転換しましょう!
『ももんがモンちゃん』

ももんがのモンちゃんは、まだ空を飛べません。落っこちるのが怖いのです。ある日、ひとりでお留守番していたモンちゃんは、まだ飛べないこうもりの赤ちゃんが木から落ちそうになっているのを見つけます。さあ、モンちゃん、どうする!?
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
空を飛ぶことができないももんがのモンちゃんの成長物語です。
人間だれしも初めてのことをするのは勇気がいりますよね。この物語に登場するももんがのモンちゃんも空を飛ぶことが怖くて、あと一歩の勇気が出せません。
子供の成長とモンちゃんの成長が重なるこころ温まる絵本です。
『とうこちゃんのやだやだやだ』

絵本「とうこちゃんの~」シリーズ第2作目「とうこちゃんのやだやだやだ」。
やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、全部やだ。
やだやだ期のとうこちゃんの1日をお楽しみください。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
絵本の主人公とうこちゃんと2~3歳のイヤイヤ期のわが子が重なります。
子供からしてみると反面教師となるような1冊なのではないでしょうか。
シリーズ1作目より2作目が人気という珍しい絵本です。
『あいうえお えほん』

おもわず声に出して親子で読み上げたくなるような、愉快なリズムで楽しくあいうえおを覚えちゃおう♪
3歳児の現役ママ作者が、子供が楽しく、正しくひらがなの世界に触れられるように、工夫しながら描き上げた絵本です。
作者の子供の大好きな動物達や、乗り物をがたくさん登場します。
いたずらコビト達、納豆の兄弟、わかめの親子!?
などなど・・・ユニークなキャラクターもたくさん登場しまので、お気に入りのキャラを見つけてください♪
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
「あいうえお」などの「ひらがな」と言葉を覚えるには最適な絵本です。
1文字1文字に水彩画のかわいい絵とストーリーがあり、「ひらがな」を楽しく覚えられるのが特徴です。
一般的に文字を覚え始めるのは3歳ごろからからとのことですが、0歳児からでも何となくでも文字に慣れておくことで言葉の習得が早くなるかもしれません。
『なんでやねん』

朝起きたらちょんまげが生えていたり、パジャマを脱いだらふんどししてたり…思わず「なんでやねん!!」と突っ込みをいれたくなる、爆笑必至のユーモラスな絵本です!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
3歳児など保育園に通い始める年齢の子供向けで、本の内容が理解できるこどもにはとにかくウケる絵本です。
非現実的な内容の連発ですがそこまた「なんでやねん!」と思わず手ぶりもつけてツッコみたくなってしまいます。
大人が見ても楽しい内容なのでぜひ子供と一緒に二人でツッコみながら見ることをおススメします。
その他シリーズに「まほうでなんでやねん」、「おふろでなんでやねん」、「ゆうえんちでなんでやねん」、「うみでなんでやねん」などがあり、すべてKindleUnlimitedで読むことが可能です。
『くもかいじゅう』

ある日、町に大きな黒い雲がやってきました。雲はみるみるうちに、かいじゅうになりました。「どーれ、今日は男の子をたべることにするか」それを聞いた、町の男の子とその家族は大騒ぎです。「ママー、ぼく女の子に生まれたかったよー」大混乱の中、今度は「男の子でも、野菜の嫌いな男の子がいいな」と、くもかいじゅうが言うと、野菜の嫌いな男の子の家は大騒ぎです。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
絵本作家の深見春夫氏が描くちょっぴりホラーでユニークな作品です。
「野菜嫌いな子」、「1日にゲームを1時間以上する子」、「そんな子はくもかいじゅうが食べちゃうぞー!」と、とても恐いくもかいじゅうのお話。いわゆる秋田県のなまはげが言うような「泣く子はいねがー」的な、良い子にしない子を戒めるような作品です。
深見春夫氏の作品は他にもKidleUnlimitedでいくつか読めるものがありますが、この作品はとにかくブックカバーのインパクトが強いので今回取り上げました。
くもかいじゅうの見た目がリアルに恐いので、トラウマにならないよう注意です。
『でこぼこホットケーキ』

はりねずみのププとポポは、おばあちゃんの誕生日に、大きな大きなホットケーキを焼いて届けることにしました。ところが、ホットケーキはどんどん小さくなって……。いったい何が起きたのでしょう?「ひとくちどうぞ」の繰り返しのフレーズやリズミカルな歌が心地いい、読み聞かせにぴったりのお話。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
かわいい絵とこころ温まるストーリーの良作絵本です。
個の絵本を通じてお子様にやさしい心が芽生えればいいなと切に感じました。
絵柄のかわいさと作品のクオリティとしてはKindleUnlimitedで読める絵本の中では群を抜いています。
『なっとうぼうや』

のったくんがなっとうを食べようとしたら、パックの中から歌声が…。「♪ネバネバネバネバなっとうぼうや、おててつないでネバネバよ」。なっとうが歌うと、みんなネバネバ踊り出す! ネバネバ楽しいなっとう絵本です。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
Amazonベストセラー絵本部門の第1位の作品です。
ネバネバ納豆の歌を子供と一緒に歌うと喜ばれます。
納豆嫌いの子供もこの絵本を読めば納豆が好きになるかも?
著者のわたなべあやさんの作品では『おとうふちゃん』もおススメです。
『ももじりあなのひみつ』

りすのボニーが湖のほとりでのんびりしていると
きらきらした湖の光に誘われるように泳ぎはじめました。
すると、突然かめが現れももじり穴がある島へ
たどりつきます。この穴の中へボニーとかめは入っていきます。
さあ、ここから二人の冒険の始まりです!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
タイトルと表紙からして下品な内容を想像してしまいがちですが、期待を裏切り素敵なお話でした。
ももじり穴とのギャップが良かったので敢えて紹介させてもらいました。
『アニーちいさなかばん』

人気のこぐまのアニーの絵本第2弾。ママにちいさなかわいいかばんを作ってもらって大喜びのアニー。かばんを持って、パパにおべんとうを届けるおつかいにでかけます。でも、はじめてひとりで乗る汽車の中できゅうにさみしくなって…。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
切り絵のような独特のタッチの絵がかわいいです。
カラフルな絵本の世界と様々なかわいい動物のキャラクター多数登場し物語を盛り上げてくれます。
何度も繰り返し読み聞かせしたくなるような素敵な絵本です。
4歳児・5歳児におススメの絵本
4~5歳は小学校入学前で幼稚園や保育園でいう年長さんにあたります。見る力や考える力が育ってくる時期で、絵本の内容や世界観をより深く楽しめるようになります。
自分から読みたい本を選ぶことができ、ときには絵本のジャンルに偏りが見られることもあります。
その子の絵本の選び方や読み方を尊重しつつ、さまざまなジャンルの絵本をたくさん読み聞かせてあげてください。
『ノミとネコ』

ネコとノミとの仁義なき戦い!
第38回講談社絵本新人賞最終候補作品。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
猫の毛の一本一本まで線で描かれておりとにかくリアルな絵が特徴的な作品です。
対してノミはかわいくデフォルメされ子供にも親しみやすい物語になっています。全体的にクウォリティが高いので、Amaonでの評価は今現在少ないですが、もっと評価されても良い作品だと思いました。
『だいこんのじんせい』

おでんになることが夢だっただいこん。でも他のだいこんと少し違ったために夢は叶わなかった。夢をかなえるためにがむしゃらに頑張ったけど、それでも叶わない。
でも、自分ではできないと思っていることも、他の人から見ればできているかもしれない。
人生って上手くいかない事もあるけど、気づかないだけでよく見たら上手くいってるかもしれない。そんなメッセージを込めた絵本です。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
この作品は子供向けとは言いがたく、内容が理解できるのは5~6歳ごろの年長者になってからだと思います。
ですが大人が読むとなかなか味のある物語なのであえておススメに入れさせてもらいました。大人が読んでも楽しめるというか大人が読んだ方が楽しめる作品です。
タイトルからもわかるように「だいこんのじんせい」が物語のテーマなのですが、人間の一生にも通じるものがあり、読後はどこか切なさが残りほっこりした気持ちになります。
頑張ってもなかなか報われないだいこんのじんせいに感情移入します。
『すみっコぐらし』

電車に乗ればすみっこの席から埋まり、カフェに行ってもできるだけすみっこの席を確保したい…すみっこにいるとなぜか“落ち着く”ということがありませんか? さむがりの“しろくま”や、自信がない“ぺんぎん?”、食べ残し(!?)の“とんかつ”、はずかしがりやの“ねこ”など、ちょっぴりネガティブだけど個性的な“すみっコ”たちがいっぱい。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
大人気の「すみっコぐらし」キャラブックがなんとKindleUnlimitedで読めちゃいます。
大人気作品なので今更紹介は不要だとは思いますが、とにかく控えめなすみっこたちの仕草がかわいいです。
絵本と言うよりは四コマ漫画のような構成でページ数も114ページとボリュームがあります。ぜひ子供も大人もすみっこ達に癒されてください。
『おさかなどろぼう』

お昼の時間、ネコのトラはおなかがすいたので市場にでかけることにしました。トラはクマさんが選んだおさかなに目をつけました。実は、トラはおさかなどろぼう。おなかがすくと、おいしそうなごはんをこっそりちょうだいしているんです。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
どろぼうネコのトラがあの手この手でクマさんからお魚を盗もうと奔走するのが笑えます。
やることなすこと空回りしてしまうのですがその姿がまた愛らしいです。
ストーリーや落ちもしっかりしており、絵もキレイなので隠れた名作なのではないでしょうか?
『うさぎさんのまちがいさがし』

うさぎさんが楽しそうにあそんでいるよ!
イラストの中に8つまちがいがあるので探してね。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
可愛い絵柄とはうらはらに激ムズのまちがい探しです。
子供ってまちがい探しをすごく集中してやりますよね。簡単なものだとすぐに解けてしまって物足りなく感じるものですが、このまちがい探しはとにかく難しい。
大人でもなかなかまちがいを見つけられないので、4~5歳児に果たしてできるのか?とてもやりがいのある一作であることは確かです。
『ゾンビタウン』

“えほんを あけたら さいご、ここは おそろしい ゾンビタウン。
さあ、ぜんりょくで にげろ!
さがす、たたく、えらぶ、息をとめる、ゆする、なでる、おす、そして……にげる! この絵本には、アトラクションがいっぱい!
5感を刺激し、思考力・想像力を育てる、新感覚の参加型アトラクションめいろ絵本。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
様々な仕掛けがありとにかく楽しい絵本です。
ただページをめくって読むだけでなく「さがす、たたく、えらぶ、息をとめる、ゆする、なでる、おす」など、五感をフルに使って楽しむ参加型ゲームのような絵本。
内容的にはゾンビから逃げて脱出する迷路絵本になるのですが、途中アイテム探しなどもあって、ひと昔前に流行った絵本「ウォーリーを探せ!」のような楽しみ方もできます。
絵柄はかわいいですが、出てくるのは人間を食べるゾンビなので子供によっては恐くて泣いてしまう子もいるかもしれません。
『頭のいい子を育てるおはなし366』

脳科学おばあちゃん久保田カヨ子先生推薦!
「想像力を伸ばし、脳を育む。幼児の宝となる1冊」。
1日1話366日分、子供の力を伸ばす究極の読み聞かせ本
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
この本は3分程度で読める物語がなんと366話も掲載されています。
物語の種類は『サルカニ合戦』、『桃太郎』などの日本昔ばなしや『ピノキオ』、『ジャックと豆の木』などの童話。さらには、『野口英世』、『ナイチンゲール』などの伝記まですべて3分で読めるような内容で収録されています。
毎日1話読んでも読み終えるまで1年かかる大ボリュームの1冊です!
『うんこなぞなぞ』

あのうんこドリルシリーズに続く、「うんこなぞなぞ」が登場!
子どもたちが大好きな「なぞなぞ」と「うんこ」をMIXした
今までにない最強なぞなぞ本が登場!
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
大ヒット作『うんこドリル』のなぞなぞバージョン。
5~6歳の頃って「うんこ」ネタが何故か子供たちの間でウケますよね。この本も最初から最後まで「うんこ」づくしで飽きさせません。
「うんこ」にまつわるなぞなぞが多数登場するのですが、「なぞなぞ」事態も本格的な問題が多くなぞなぞ本としても十分楽しめます。
『まどをさがして』

「どうしてぼくだけ みんなとちがうの?」
手紙として命をふき込まれたのに、宛名もメッセージも書かれていない、ただの「まっしろな紙」がありました。
その「まっしろな紙」が、あてもなくさまよいながら、さまざまなものを見て、考えて、成長していくお話です。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
この作品の売りは幻想的な世界観と美しい絵です。
キレイな水彩画で描かれた絵は一枚一枚が絵画の作品のようで、パラパラとページをめくって絵だけ見て楽しむのも良いかもしれません。
内容的にはかなり大人向けでシュールな物語なので、子供には難しいかも。
『明日死ぬかもしれないから今お伝えします』

「あなたの命、頂戴します」と、突然目の前に現れたのは死神だった。
死の宣告を受けた男が、長年連れ添った妻に一通の手紙を書く。
想いを言葉にしていく過程で、男は愛する人の尊さに気付きはじめる。
<引用元:Amazon商品紹介ページより>
イラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍するサトウヒロシ氏が手掛けた作品で、夫婦愛をテーマにした大人向け絵本作品です。
著者の作品制作の特徴として万年筆を使用したインク画が有名で、この作品も万年筆の独特な線画がなんとも特徴的です。
内容はと言うと大人向け作品と豪語するだけあり、子供には理解できるか難しいところですが、主人公が死を前にしてもなお最愛の妻を思い、言葉を届けようとするところは子供でも何か感じるものがあるはずです。
絵本に最適!おススメの端末は?
普通の本や漫画であればAmazonの電子書籍リーダーKindlePaperwhiteがおススメですが、絵本の場合はカラーで読むのが前提なのでモノクロのPaperwhiteはおススメできません。
となるとFireタブレットがおススメになるのですが、子供に読み聞かせるのであれば大画面で画像も鮮明なFireHD10シリーズがおススメです。
子供が自ら操作するのであれば丈夫な専用カバーが付属するFireタブレットキッズモデルも使い勝手がいいです。
まとめ
KindleUnlimitedにはこれら以外にもたくさんの電子書籍絵本が用意されています。
絵本にも当たり外れがあると思うので、月額980円でこれだけたくさんの絵本が読み放題になるのはKindleの最大の強みです。
絵本を読み比べてみて気に入った本があれば実際の書籍を購入して読み聞かせてあげるのも良いと思います。

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