【2022年】Fireタブレットの選び方とおススメの使い方。現在発売中の5機種を比較。

How to choose a Fire tablet and recommend it Fireタブレット

安価ながら高機能でタブレットのエントリーモデルとしてはぴったりのFireタブレット。

しかしながら、値段や大きさが違う様々なモデルが発売されており初心者はどれを購入すればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、現在Amazonで発売中のFireタブレットについてそれぞれの特徴と選び方、機種によってのおススメの使い方を紹介していきたいと思います。

また6月新発売のFire7(第12世代)についても最新情報を解説していきます。

マサオ
マサオ

私自身も複数のFireタブレットを持っていて用途によって使い分けています。

Fireタブレットとは

写真はFireHD8 32G ブラック

Amazonから発売されているタブレット型端末です。

インターネット閲覧、音楽再生、動画視聴、ゲーム、電子書籍を読むなど、他のタブレットでできることはFireタブレットでも同じようにほとんどできます。

特徴としてはAmazonのサービスとスムーズに連携して使いやすくなっている点です。

個別にアプリをダウンロードしなくても購入時から「PrimeVideo」、「AmazonMusic」、「AmazonPhotos」、「Kindleアプリ」、「alexaアプリ」などが標準でインストールされており、プライム会員であればすぐにAmazonの様々なコンテンツを楽しむことができます。

FireHD8購入時のホーム画面とデフォルトでインストールされているアプリ

ただし、これらのアプリを利用するためにはAmazonPrime会員であることが必須級で、これからFireHDタブレットを使うならばプライム会員登録を強くおススメします。

月額500円でこれらのサービスの利用に加え、Amazonでの買い物送料が無料になるなど様々な特典が受けれるため損はありません。新規会員登録で30日間の無料お試しもできます。

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プライム会員特典の詳細については下記の記事をご参考下さい。

OSとアプリ

OS(パソコンでいうWindowsみたいなもの)は独自のFireOSを採用しています。

FireOSはベースにGoogleのAndroidOSを採用していますが、『Google Play Store』アプリがないためAndroidアプリの使用はできません。

代わりに『Appsストア』というAmazonアプリストアがあり、そこからアプリをダウンロードするわけですが、Appleの『App Store』やGoogleの『Google Play Store』に比べ、アプリの種類が格段に少なく、お世辞にも使いやすいとは言えません。

有名どころのアプリはそこそこ揃ってはいるのですが、いつもiPhoneやAndroidスマホで使っていたアプリが普通になかったりします。

※公式ではありませんが『Google Play Store』を入れることもできます。

現在Amazonで発売中のFireタブレットは5機種

2022年6月現在Amazonで発売中のFireタブレットはこの5機種となっています。FireHD10エッセンシャルセット(ワイヤレスキーボードとMicrosoft365のセット)とキッズモデルについては説明を省かせてもらいます。

<画像引用:Amazon.co.jp商品ページより>
マサオ
マサオ

ちなみにFiretタブレットを機種によって第○○世代と表記することがありますが、○○は西暦で発売された年を示します。第10世代あれば2010年発売したモデルというわけですね。

価格

Fire7FireHD8FireHD8PlusFireHD10FireHD10Plus
\6,980\9,980\11,980\15,980\18,980

最安値のFire7~最高値のFireHD10Plusまで価格に開きがありますが、iPadなどのタブレッドが\50,000台~となっている中でタブレットとしては格安価格です。

年に1度のビッグセール「Amazonプライムデー」「Amazonブラックフライデー」や不定期開催の「タイムセール祭り」などでは、さらに30~40%OFFで販売されることもあるため、タブレットとしてのコスパの良さは群を抜いています。

ディスプレイと解像度

ディスプレイ

大きい順にFire7、FireHD8、FireHD10Plusとなっています。

Fire7は本体が7インチ、FireHD8は8インチ、FireHD10は10.1インチのディスプレイです。

解像度

画面の解像度は、Fire7が【1024×600IPS(標準画質)】、FireHD8【1280×800IPS(ハイビジョン)】、FireHD10【1920×1200IPS(フルハイビジョン)】となっており、やはりフルハイビジョンのFireHD10が圧倒的に画面がきれいに見えます。

サイズと本体重量

  • Fire7・・・サイズ:181×118×9.7mm  重量:282g
  • FireHD8及び8Plus・・・サイズ:202×137×9.2mm  重量:355g
  • FireHD10及び10Plus・・・サイズ:247×166×9.2mm  重量:465g

FireHD10は465gで重さ的には500mlのペットボトル飲料より少し軽いくらいです。これを軽いと思うか、重いと思うかは人それぞれだと思いますが、形状が平べったい分持ちにくく、ずっしりと重く感じます。人によっては外出先への持ち歩きは不便に感じる方もいるかもしれません。

FireHD8は355gで重さ的には350mlの缶ジュース1本程度です。大きさも重さもちょうど良い印象で、マルチに使えそうです。

Fire7はシリーズ最軽量の282gで小ぶりのリンゴ1個程度の重さです。画面はiPhone13ProMaxが6.7インチなので、それより少し大きい程度。スマホより少し大きいぐらいなのでもしかしたら「スマホで良くない?」と思う方もいるかもしれません。用途としては長時間持っていても疲れにくいため電子書籍を見るときなどは活用できそうです。

ちなみにどのモデルも防水機能はないので、水没には注意しましょう!

RAM

RAMとは「Random Access Memory」の略で、画面上に何かしらのデータを表示したりするときに使う作業用のメインメモリ(主記憶装置)のことを指します。メモリは作業をする際にデータやプログラムを一時的に保管する役割を持ち、デバイスの電源が切れるとメモリ内に保存されたデータも消えるのが特長です。

作業用の机に例えられることがよくあり、メモリの容量が大きいほどデバイスの動作がサクサク動き、快適に作業ができます。以下がFireタブレットのRAM比較です。

Fire7FireHD8FireHD8PlusFireHD10FireHD10Plus
2ギガ2ギガ3ギガ3ギガ4ギガ

人によっては気にならないかもしれませんが、RAMが2ギガのFire7、FireHD8は画面遷移など使っていて動作がややもっさりしたように感じられます。

FireHD10Plusは唯一RAMが4ギガあり、アプリの立ち上がりも素早く、さすがFireタブレットの最上位モデルと感じました。

保存容量

データの保存領域であるストレージに関しての項目です。

Fire7以外はすべて32GBか64GBどちらかの容量にするか選べます。当然容量が多くなると値段も\2,000ほど高くなります。

ですがFireタブレットには本体側面にマイクロUSBポートがすべてのモデルで搭載されており、最大1TBまで簡単に増設できるので保存には困らないと思います。

Firetablet-MicroSD-slot
写真はFireHD10PlusのマイクロUSBポート。

プライム会員であれば無制限で画像が保存できるAmazonPhotosというクラウドストレージもあるので容量は32GBあれば十分です。

マサオ
マサオ

MicroUSBを購入しUSBポートに挿入するだけなので増設は簡単です。

カメラ、USBポート、Alexa対応

全モデル共通の内容となっており。

カメラはすべてのFireタブレットに2メガピクセルのフロントカメラ(前面)とリアカメラ(背面)が搭載されています。

最近のスマホのカメラに比べてお世辞にも画質がきれいとは言い難いですが、撮影した写真は容量無制限のAmazonPhotosのクラウドストレージに自動保存されるため、思ったより便利です。

USBポートは全モデル共通でUSBーC(2.0)を採用。充電の幅が広がります。

Alexaも全モデル対応しているので

Showモード

『Showモード』とは、EchoShowのようにFireHDタブレットを音声操作をメインとしたスマートディスプレイとして使う機能です。

Showモードとアレクサハンズフリーモードを併用することで、EchoShowとほぼ同じよう使うことができ、時計や天気、ニュースなどの情報をディスプレイ上に表示させるとともに、音声アシスト機能により声だけで様々な操作をすることが可能です。

マサオ
マサオ

今回紹介したFireタブレットの中ではFire7のみShowモード非対応となっているので購入時は注意しましょう。

ワイヤレス充電

ワイヤレス充電はFireHD8PlusとFireHD10PlusのPlusシリーズのみ対応しています。

別売りの専用ワイヤレス充電スタンドを使用することによって、USB‐C充電ケーブルを接続しなくてもスタンドにタブレットを置くだけで充電ができるようになります。

前述した『Showモード』とも相性がいいので、Showモードの使用をメインに考えている方は購入を検討して見ても良いでしょう。

専用ワイヤレス充電スタンド
  • FireHD8Plus用は\4,600。FireHD10Plus用は\5,980。タブレット本体とのセットモデルも販売されています。

カラー

Fire7FireHD8FireHD8PlusFireHD10FireHD10Plus
ブラックブラック、ブルー、ホワイトスレートブラック、デニム、オリーブスレート

FireHD8とFireHD10のみ本体カラーがそれぞれ3色用意されています。Plusシリーズのカラー『スレート』とは見た目的にはグレーのような色合いです。

エントリーモデルとして選ぶならFireHD8

FireHD8BOX

本体の大きさや価格などバランスの良さで選ぶならFireHD8 or FireHD8Plusが最適解になります。

これ一台あればAmazonでタブレット向けに提供されるコンテンツのほぼすべてが利用できるのでFireエントリーモデルとしてはぴったりです。

価格も約1万円と手頃なため万が一あまり使わなかったとしてもお財布があまり痛みません。

大きさもちょうど良いのでケースを付けて外へ持ち運ぶにも便利です。

また、FireHD8PlusはRAMが2ギガから3ギガになり処理能力の向上と操作快適性が期待できます。別売りの専用充電スタンドでワイヤレス充電ができるのも魅力の一つです。

FireHD8 or 8Plusはこんな人におススメ!
  • タブレットを購入するのが初めての方
  • 価格の安さと性能バランスの良さを求める方
  • ワイヤレス充電と快適性を求めるなら8Plusもおススメ

汎用性とフルHD大画面で選ぶならFireHD10

FireHD10の一番の利点は何といってもディスプレイが大きく画質が奇麗なこと。10.1インチの1080pフルHDであるため、ディスプレイが大きくなったにもかかわらず、FireHD8よりもキレイで鮮明な画像が楽しめます。

RAMもFireHD10が3ギガ、FireHD10Plusが4ギガであり画像処理性能も高いため、Primevideoなどの動画再生に適していると言えるでしょう。

また、専用bluetoothキーボードとBluetoothマウスを用意すれば、まるでモバイルノートパソコンのように使用することができます。

別途料金はかかりますがMicrosoft365もインストールし使用することができるので、Word、Excel、PowerPointなどを使用して作業をすることもできます。

FireHD10 or 10Plusはこんな人におススメ!
  • 画面の大きさとディスプレイの美しさ重視、動画視聴をメインとする方
  • 専用Bluetoothキーボードとマウスでパソコンのように使いたい方
  • MicrosoftOfficeを使用したい方
  • Fireタブレット最上位性能を求める方
  • ワイヤレス充電とさらなる快適性を求めるなら10Plusもおススメ

ワイヤレス充電機能がついているPlusシリーズ

FireHD8PlusやFireHD10PlusなどのPlusシリーズの最大の特徴はワイヤレス充電機能が付いていることです。

別売りの専用ワイヤレス充電スタンドを使用すれば、本体をスタンドに置くだけでUSB‐Cを接続しなくても素早く充電が可能です。

専用ワイヤレス充電スタンド+ShowモードでEchoShowのような使い方もできるので、詳しくは下記の記事をご参考下さい。

本体の軽さとコスパ重視ならFire7もあり

Fireタブレットの中でも最安で最軽量のモデルがFire7です。

性能こそ他のモデルに比べると劣る部分はありますが、本体重量が軽いためKindleなどの電子書籍の閲覧に優れているモデルです。

価格も最新モデルが\6980と安価なため、読書専用端末であるKindlePaperwhiteを購入するよりもかなりお買い得です。電子書籍コミックのフルカラー版などを読むのにも重宝するでしょう。

しかしながら、最近はスマートフォンであっても6インチ越えの大型ディスプレイの機種が増えてきているので、7インチのFire7はタブレットとしての利点があまり感じられません…。

マサオ
マサオ

最新スマホの方が画面もキレイでスペック的にも優れているので「もうスマホでいいじゃん…」って気持ちになります。

NEWモデル Fire7(第12世代)について

NEW-Fire7

2022年6月29日にFire7の最新モデル(第12世代)が発売されます。

過去のモデル(第9世代)と比較して、CPUが1.3GHzクアッドコアから2.0GHzクアッドコアへ、RAMが1ギガから2ギガへ変更され処理速度が30%向上しているのが主な特徴です。

また、本体のデザインも7インチディスプレイは旧モデルと変わらないものの、本体上下のベゼル幅が狭くなり、FireHD8やFireHD10のようなスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。

前面カメラの位置も横向きでの動画視聴やビデオ通話を意識してか、旧モデルの縦向きにした際に上側のベゼル部分にあったかめらが、横側のベゼル部分に設置されています。

これらのことも踏まえて、Fire7のNEWモデルはよりFireHD8やFireHD10に近くなったと言えます。

Fireタブレットキッズモデルについて

ここではあまり詳しく触れませんがFireタブレットにはキッズモデルもあります。

Fire7キッズモデル(\11,980)FireHD8キッズモデル(\14,980)FireHD10キッズモデル(\19,980)の3種類があるのですが実をいうとその中身は、キッズカバー、1年間のAmazonKids+、2年間の事故補償がついているだけ…。

タブレット本体は通常のFireタブレットと全く同じです。

実のところキッズカバーはAmazonで単品でも販売されていますし、Amazon Kids+は月額980円(プライム会員なら月額480円)で契約できます。2年間の事故保証も別途加入可能です。

プラス5,000円~6,000円でこれだけ付属させられるのは確かに割安ではあるのですが、通常のFireタブレットでも全く同じことができるので無理にキッズモデルを購入する必要は全くないと思います。

まとめ

ここまで見てきたとおり、Fireタブレットには様々な種類が存在しそれぞれ特徴があります。

私としてはもともと他のタブレットに比べて格安なFireタブレットですので、上位モデルのFireHD10あたりを購入するのを一番おススメします。

多少重さは気になりますが、もともとPrimeVideo視聴やKindleでの読書などAmazonサービスの利用をメインに設計されているデバイスなので、画面が大きくて奇麗な方が満足度も高いと思います。

「Amazonプライムデー」「Amazonブラックフライデー」などのセール時はさらに格安で購入できるので、複数台購入し用途によって使い分けるのもありだと思います。

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