AmazonKids+の機能の一つとして、お子様のタブレットの使い方を保護者が一括管理できる「ペアレントダッシュボード」と言うものが存在します。
このペアレントダッシュボードに関して、どこにあるのか見当たらなかったり、具体的にどのような使い方ができるのわかりづらいなどの意見が多いようだったので、今回記事にして解説していきます。
ペアレントダッシュボードとは
AmazonKids+の機能の一つで「お子様のプロフィール」ごとに利用状況を確認したり、コンテンツの許可や利用時間の設定などを行うことができます。
「アカウントサービス」や「アクティビティセンター」と似たような機能ですが、これらが端末単位での設定や利用状況確認しかできないのに対し、ペアレントダッシュボードはお子様のプロフィールごとの設定を一括管理することができます。


ペアレントダッシュボードの設定であらかじめ1日の使用時間や使用ルールを決めておけば、子供がタブレットを使いすぎて駄々をこねることも少なくなりそう。
ペアレントダッシュボードはどこにある?
「ペアレントダッシュボードが見つからない!」、「どこにあるのかわからない!」という意見をよく耳にします。確かにペアレントダッシュボードは専用のアプリなどがないため、場所がとても分かりにくいです。以下、ペアレントダッシュボードへのアクセス方法をまとめました
- ウェブブラウザでペアレントダッシュボード専用ページからアクセス
- スマホにインストールしたAmazonKids+アプリからアクセス
ウェブブラウザでペアレントダッシュボード専用ページからアクセス
パソコンやFireタブレットならばウェブブラウザで「ペアレントダッシュボード」と検索すれば、専用サイトへのリンクが表示されるのでそこからアクセスすることが可能です。
いちいち検索するのが面倒であればペアレントダッシュボードのページをブックマークするなどしておきましょう。
スマホにインストールしたAmazonKids+アプリからアクセス
スマホにインストールした「AmazonKids+アプリ」からペアレントダッシュボードのページへアクセスすることができます。ブラウザを開く必要がないので簡単ですが、毎回Amazonアカウントのパスワード入力を求められるのが難点です。
- アプリを起動し左上の「おうちの人」をタップ
- Amazonアカウントのパスワードの入力が求められるので入力
- 設定ページが開くので一番上の「ペアレントダッシュボード」をタップ
AmazonKids+アプリをまだダウンロードされていない方はコチラからどうぞ

今後ペアレントダッシュボード専用アプリなどが開発されればもっと便利に使えるのに…。
使い方と設定
ここからはペアレントダッシュボードの具体的な使い方と設定について紹介していきます。下記の画像がペアレントダッシュボードのホーム画面になります。ホーム画面はとてもシンプルで上部アイコンを選択しお子様ごとのプロフィールを切り替えることができます。

以下、ペアレントダッシュボードの代表的な機能を紹介していきます。
- デバイスをロックする
- 利用時間制限を設定する
- お子様の使用状況を確認する(アクティビティを表示)
- コンテンツアプリを追加する
- 年齢制限・フィルタリング機能
デバイスをロックする
お子様のタブレットの使用が長時間に及ぶ場合、ペアレントダッシュボードで保護者側から強制的にデバイスを一時停止させることができます。
一時停止までの時間を指定できるため、「もう1時間だけ使ったら今日の分は終わりね」など、お子様と約束をしてタブレットを使わせることができます。
設定はペアレントダッシュボードのホーム画面から「デバイスの一時停止/再開」を選択するだけです。
停止後は「再開」を選択すればすぐにロックを解除することもできます。

利用時間制限を設定する
タブレットの使い過ぎ防止策として利用時間制限を設定することができます。利用時間制限は「アプリの使用」、「読書」、「ビデオ視聴」など、個別のアクティビティでそれぞれ時間を制限することもできます。
設定はペアレントダッシュボードのホーム画面から「時間制限を設定する」を選択し、次のページで1日の利用時間制限のオンとオフを切り替えます。制限の内容としては夜遅くの利用を控えるように夜間指定した時間帯はタブレットの電源をオフにする「ベッドタイム」や1日の利用時間の限度を設定する「合計利用時間」の設定があります。
また、時間制限とは違いますがタブレットを学習用コンテンツとして使う場合、教育アプリ、読書、ビデオ視聴など1日の学習の目標時間を設定することができます

お子様の使用状況を確認する
ホーム画面から「すべてのアクティビティを表示」を選択すると、お子様のタブレットの使用状況を確認することができます。
アクティビティはリアルタイムに更新され、どのコンテンツを何分使用したかまで詳細に確認することができます。

コンテンツアプリを追加する
AmazonKids+で利用できるアプリの種類はあらかじめ用意された子供向けアプリに限定されていますが、設定で「コンテンツアプリの追加」を行えば、Appストア内の一般のアプリもお子様のプロフィールに追加することができます。
例えば「YouTube」や「Disney+」などは、AmazonKids+のコンテンツには含まれていないためここで個別に追加する必要があります。


キッズ向け以外のアプリも追加することができますが、年齢制限のあるアプリなども関係なく追加できてしまうので、その点は保護者が責任をもって確認しましょう。
年齢制限とフィルタリング機能
年齢フィルターを「オン」にすることで、お子様の年齢範囲に応じたコンテンツのみが表示されるように設定することができます。年齢の幅は上限、下限どちらも設定が可能です。
年齢フィルターを「オフ」にした場合は、2歳~13歳までのすべてのコンテンツが表示されます。

まとめ
タブレットの使用制限はお子様のプロフィール設定でも変更することができますが、ペアレントダッシュボードの場合はお子様ごとの設定を一括で変更できるので便利です。
プロフィールは4名まで作成可能なので、子供がたくさんいるご家庭などはペアレントダッシュボードをぜひ活用して見てください。
保護者のスマホにAmazonKids+アプリをインストールしておけば、仕事や外出先などタブレットが手元になくてもペアレントダッシュボードを開いて、お子様の使用状況を確認・管理することができるのでおススメです。

ペアレントダッシュボードはスマホのAmazonKids+アプリからアクセスするのが簡単です。
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